やりたいことってなんだ
こんばんは。
ひつじです。
突然ですが、あなたが人生においてやりたいことって何ですか?
すぐに答えられますか?
僕は、まだわかりません。
この質問に答えられる大人ってあまり多くはないんじゃないでしょうか。
■自分が夢を追いかけてないのに夢を持てという大人
これまでに、
「やりたいことを見つけな。」とか
「夢を持って頑張るんだよ。」
という言葉をかけられたことがあります。
中学生、高校生くらいまでは。
いつの間にか、
「現実をみろ。」
「できることをやるしかないんだ。」
「お前が、楽な道を選んだんだろう?」
「金にならないことやったって社会じゃ無価値だ。」
となりました。
これ自体はよく聞く話です。
大半が身勝手で、大して考えて発言しているわけではない。
大人は体が大きいだけです。心の成長とは関係がない。
しかし自覚がないことは問題です。
僕は、彼/彼女らに聞きたい。
あなたが、
「やりたいことを見つけな。」
「夢を持って頑張るんだよ。」
と言った時、あなた自身はやりたいことをしてますか?
語れる夢を持っていますか?
あなたが、
「現実をみろ。」
「できることをやるしかないんだ。」
「お前が、楽な道を選んだんだろう?」
「金にならないことやったって社会じゃ無価値だ。」
と言った時、それは、あなた自身の後悔を押し付けてはいませんか?
もしくは、見下すことで自身の小さな優越感を感じてはいませんか?
■人は、基本優越感を感じていたい生き物。
人は、基本優越感を感じていたい。それはそういうものです。
否定はできません。
私自身もそうですから。
しかし、それをそのままにしていては、心の子供のままです。
優越感によって満たされる心の部分を、
自己肯定感によって満たされるようにしていくべきです。
これは、自戒です。
自分に言い聞かせています。
私自身、二十も半ばにして、この道の途中です。
この道を登っていくために、僕が今考えたり、取り組んだりしてきたことを紹介します。
1、頭に浮かぶものを書き出す。
好きなもの、やりたいこと、尊敬する友達、興味あること、やってきたこと、やりたくないこと、興味ないこと、今つらいと感じていること、などなど。
なんでもよいのでひたすらノートに書きだします。
僕の場合、
音楽、バンド、友達とセッション、英語、海外行ってみたい、日本以外で生活してみたい、今の仕事は面白くない、興味が持てない、仕事が面白くないものというのは嘘、綺麗な景色を見て暮らしたい、自然に触れていたい、本読みたい、心に息苦しさを与え続けて気づいたら30とか40になりたくない、前読んだ本でカナダのワーホリ面白そうだったな、英語学校とか興味ある、前行ったゲストハウスめっちゃいい雰囲気だったな、多種多様な人やいろんな価値観の人が仲良くできる環境は素敵だ、気軽に話せる感じの雰囲気を作ってるってすごいな、、
などなど。
本当に思いつくままに。
どうぞ。
2、書き出した中から、やってみたいことを何個かキーワードで取り出す。
音楽、語学、ゲストハウス、ワーホリ
と抜き出して、それらについて考えてみます。
・あー、音楽、やっぱ好きだもんな。知識は全然だけど、大学の時もちょっと曲書いたりしてたし、ちゃんとオリジナルの作曲してみたいな。
・語学かー、大学の英語の授業楽しかったなー。語学やりたい気持ちはあるなー確かに。
・ゲストハウスの雰囲気めちゃよかったなー。beautiful humming birdの演奏もめちゃくちゃ綺麗やったしなー、ああいう場所で働いてみたい気持ちもあるな。
・ワーホリなー。留学興味あったけど、いけなかったし、行かなかったら後悔するだろうなー。まあなんにせよ今の状況のまま5年も10年も経ったら余計にしにたくなるだろうなー。
などなど、自分のしたいことについて考えられます。
ここでの注意点は、世間体、周りからの目を、考えに入れないことです。
僕自身、周りの目を気にしてがんじがらめになることが多いですが、ダメです。
周りの目に流された時の自分の考えは、自分自身の想いでは全くないです。
一度立ち止まって考えてほしいです。(半分自戒)
3、計画にしてみる。
上で考えたことの続き。
「ワーホリ行きたいんだなー自分。ということは英語もっとちゃんとやらなきゃな。音楽もだ。どうすればそれらをやっていけるかな。」
と考えます。
そして、僕の場合は、
・ワーホリ行くには、英会話力とお金が必要だよな。
→ワーホリの説明会行ってみよう→100万くらいあった方がいいのか。
→とりあえず、今あるお金で英会話学校に短期で行ってみよう。
→そしてお金を貯めてワーホリ行ってみよう。今の仕事ムリってなったら、ゲストハウスで働いてみたいな。お、フリーアコモデーションってシステムもあるのか、知らなかった。
→どこの国がいいかな。体験談などを読んでみよう。
→就職関係のことも調べてみよう。ほうほう色んな人がいるんだな。自分はどのタイプだろう。
・音楽、作曲は、慣れと知識が必要だ。
→とりあえずフリーソフトでやってみよう。
→お、meetupにワークショップがあるみたいだ。行ってみよう。
などなど、行動を起こしていけます。
そうすると、少しずつですが、前向きに考えられる余裕も生まれるのではないでしょうか。
■まとめ
周りの人間がなんと言おうとどうでもいいのです。
あなたが何をしたいか、考えてみましょう。
その結果、失敗するとしても、
何もせず、30、40、50才になっていく選択肢Aと、
自分がやってみたいけど、上手く行くかどうかわからないことに賭ける選択肢Bだったら、
選択肢Bの方がよいと、僕は思います。
それで、どうしようもなくなったら、その時は死んだらいいんじゃないでしょうか。
それくらいの気持ちでいれば、無責任で、あなたの事も自分の事も何も考えてない周りの声に対する、いい切り札ができますね。笑
僕は、もっと、自分がやりたい、と思うことに向かっていく人々が増え、
そういった人々の声が大きくなることで、
やりたいことを頑張る人々が生きやすい世の中になっていってほしいと思っています。
あなたも、その中のひとりになりませんか?